人材を人財に変えるトレーニングシステムその2
皆様、こんにちは。エフビーエフの木村祥明(キムラ ヨシアキ)です。
前回、トレーニングとは、あなたのもとで働く人が、現在仕事をしている状態とあなたが期待している
仕事のレベルとの間にギャップがあるときに、あなたの期待しているレベルまでに引き上げる教育指導法
であり、このトレーニングスキルは、組織リーダーとして成功するための絶対的条件だとお話をしましたの
で、今日は、そのトレーニングスキルについてお話をします。
トレーニングスキルは、トレーナーとしての心構えと、トレーニングの専門知識・技術の二つで構成されて
います。
まず、トレーナーの心構えについてです。
その一つは、トレーナーのトレーニング目標です。
トレーナーの最大の目標は、働きやすい職場で、みんなと協力して全員が自分の力を思いきり
発揮できるようにすることです。
この目標を達成すれば、職場は、明るくなり、お客様の好感と支持を獲得できます。
そして二つ目は、トレーナーとしての心構えです。
厳格な態度こそが、本当の思いやりであることを認識し、実践することです。
次にトレーニングスキルについてです。
まず、自分ができることとトレーニングスキルは、まったく別物であること認識して
トレーニングの基本とトレーニングの手順をしっかり身につけることです。
今日は、トレーニングの4ステップについてお話をします。
① 学習の準備
② 具体的な作業の方法を実際に示す
③ 繰り返し、実習をさせながら、相手の能力や理解度を判定する。
④ さらに学習を続け、新たに内容を追加捕捉しながら、学習効果を高めていく
列記すると以上4ステップですが、この手順でトレーニングしている事例は,驚くほど、
少なく、前に触れていますが成長の壁に悩まされ苦しんでいる管理職が多くみられます。
次回は目標管理による人財育成についてお話をします。