人材を人財に変えるトレーニングシステム その1
皆様こんにちは。 エフビーエフの木村祥明(キムラ ヨシアキ)です。
管理職の皆様の基本的な役割の一つは、部下を通じて成果を上げることです。
そのために管理職に求められる基本的な能力は、トレーニングスキルです。
しかしながら多くの会社の現状は、部下のいないプレイヤ―として業績を上げた人が
管理職に昇格しており、部下の育成ができない管理職が多く存在しておるため、本人も悩み会社の
業績も上がりません。
そこで今回は、表題のトレーニングシステムについて、何回かに分けて解説をします。
まず最初にトレーニングとは、何かについて説明します。
トレーニングとは、あなたのもとで働く人の現在仕事している状態とあなたが期待している仕事のレベル
との間にギャップがあるときに、あなたの期待しているレベルまで引き上げる教育指導法のことです。
管理職のあなたにまず知っていただきたいことは、トレーニングとは、人を人財化し、顧客満足度の向上・
業績の向上に役立つものであることを理解することです。
そして、人を育成できない人に勤務評価をさせては、いけない、リーダーにしてはいけないという
原理原則があるということを認識してほしいのです。
次に、トレーニングの3要素についてです。
1 OJT 実地訓練 (目標を達成するまで学ぶ)
2 OFF.J.T 実地を離れた訓練(客観的な考え方・原則を学ぶ)
3 セルフトレーニング 自己啓発(トレーニングツールやマニュアルを活用して自分で学ぶ)
以上3つのトレーニング方法がありますが、人材を人財育成に変える上で、最も重要なのは、
トレーニングとコミュニケーションの組合せです。
その具体的方法が目標管理です(詳しくは、次回に話します。)
更にトレーニングで、早期に成果を上げるために、今最も重要なトレーニング方法は、
セルフトレーニングです。
しかしこれには、トレーニングツールが必要です。
以上の考え方から、経営コンサルタントが、セルフトレーニングツールとして開発したのが、
仕事手帳シリーズです。
今日はここまでです。
最後までお読みいただきありがとうございました。